青春18きっぷ「琴浦さん×琴浦町イベント参加〜鳥取・京都・名古屋」旅行記(4日目)

京都巡り

8時頃に起床してホテルの朝食を食べる。バイキング形式とはいえ、安いプランなので、それほどたいしたものはない。窓から外を見ると、人が傘をさして歩いている。天気予報を調べていなかったが、雨だったか。また、折りたたみ傘が役に立つのはいいが、やはり雨の移動はイマイチだ。

朝食

おかわり

チェックアウトして、夕べのうちに買っておいた地下鉄一日フリー切符を使い、京阪線三条駅に向かう。この駅で、宇治・伏見1dayチケット(700円)と湖都古都・おおつ1dayきっぷ(500円)を入手。最初は「京阪線1日乗車券(1200円)」を買おうと思っていたのだが(これは大津線には乗れない)、「大阪方面に出ないとあまりお得じゃないんですよ」という言葉にしたがって、こちらを買ったわけだ。しかし、大津線はこの後買う「中二病でも恋がしたい」の特製乗車券が使えたので(使わずに済ませるつもりはなかったので)、結果としては無駄な買い方になってしまった。

三条駅で買ったフリー切符

中書島で乗り換え

木幡駅で下車

最初に向かったのは、木幡駅そばにある「京アニショップ」である。そう、あの京都アニメーションがやっている店だ。たいして広い店じゃないが、店内には、朝からけっこうお客さんがいた(店内の撮影は禁止)。その店内は、けっこうなスペースを「Free!」関連グッズが占めていた。いやぁ、女性向けの売れ筋アニメを作って、ちゃんと結果を出してる京アニさん、すばらしいです。ショッパー袋まで、「Free!」か「京アニキャラ」か「キャラなし」の選択肢になっているくらいだ(でも、「Free!」要らない)。

京アニショップの看板

京アニショップ

私の趣味は「氷菓」であり、「ハルヒ」であるわけだけど、旬を過ぎているのか、いくつか半額セールになっているのが嬉しくも寂しいところ。える嬢のUSBメモリとか半額になってた(いまどき4GBとか使い道少ないですが、買いましたよ、ええ)。その他、「中二病でも恋がしたい」と「たまこラブストーリー」のポスター、クリアファイル色々とか、やはり半額になってた「日常」のクリアポスターとか、まあ散財するというほどではないけれど(1万円いかなかった)、色々買った。せっかく来たんだものね。というか、blu-ray 揃えることを思えば、全然。

買い物後

当たり前だが、買った荷物は、この後ずっと持ち歩くことになり、最初に「荷物が増える」場所を選んだのは行程としてはイマイチだったかもしれない。ただ、この時点でまだ雨が降っていたし、外を歩いて楽しむような感じでなかったので、まあしかたがなかった。

さて、いまいち使いどころの弱いフリー切符は「フリー区間」が限られていて、平等院のある宇治駅や前回訪れた伏見稲荷、その間の駅くらいしか自由に出入りできない。十円玉はなじみ深いが、その後の予定を考えて宇治まで足を延ばすのをためらってしまい(ちょっと後悔した)、今回も伏見稲荷に行くことにした。といっても足が万全ではないので、階段を上るのはやめておくことにしたが。

京阪線伏見稲荷駅

今回は京阪線で降りたので、墨染さんよろしく「おけいはん」である。伏見稲荷は前回も来た場所だが、tripadviser の「外国人に人気の観光スポット2014」で日本国内第一位に選ばれたという“ノボリ”がやたら飾られていたのには驚いた。これ、伏見稲荷の宣伝というより、tripadviser の宣伝だよね? 訪れた人に宣伝してもしょうがないと思うんだが、けっこうあちこちに並んでいて景観台無しという感じだった。聖地巡礼のつもりで来て、これじゃあアニメファンはガッカリだ。前回来ておいてよかったよ。

ただ、「外国人に人気」というのは本当かもしれない。例によって、カップルとか家族っぽい人たちに、全員での写真を撮りましょうか、と声をかけていたのだが、5組中3組が外国人(外国語を話す人)だった。というか、最初の3組がそうだったので、ちょっと面食らった。前回は、人のいないところを写真に収めるため早朝に来たので、わからなかっただけなんだろう。ただ、人が多いだけじゃなかった。

やたらあちこちにあった tripadvisor のノボリ

伏見稲荷大社

御使いの狐

JR稲荷駅側の鳥居

ほんと邪魔

墨染さんが通う伏見稲荷駅京阪線

少し回った程度でふたたび京阪本線から京津線に乗り換え浜大津へ。ここで前回来たときには、まだ売り出されていなかった「中二病でも恋がしたい」の特製乗車券(4回分、2000円)を買う。これ、3000セット限定だから、とっくに売り切れているかと思ったけど、そんなに買う人いないんだね。まだ売り切れていないことは事前に電話で確認していたんだけど、ちょっと驚き。

中二病でも恋がしたい」特製乗車券

そういうわけで、ラッピング電車パラダイスとも言われている(←誰によって?)大津線のホームでラッピング電車を待つ。前回乗った「中二病でも恋がしたい」のラッピング電車が来た。

中二病でも恋がしたい」ラッピング電車

でも、今回は乗らないのだ。前回見逃していた「ちはやふる」ラッピング電車に乗るためだ。

ちはやふる」ラッピング電車

もっとも、車内のようすは「中二病」ほどではなかった。

ちはやふる」電車の車内





ちはやふる」ラッピング電車の外側



ちょっとよかったのは(偶然だが)終点の石山寺駅で、この2つのラッピング電車が並んでいるところを撮影できたことだ。柱が邪魔だったけど。「中二病」の運行時刻はWebサイトで公開されていたが、「ちはやふる」はわからなかったので、あらかじめ電話で確認しておいたのだが、よく見ると、一本だけずれていたのでちょうど石山寺駅で並ぶのではないかと期待していたのだが、本当にそうだった。いいタイミングだったよ。

中二病でも恋がしたい」ラッピング電車と「ちはやふる」ラッピング電車(石山駅にて)

反対側の坂本駅でも同じになるかと思ったが、「ちはやふる」は途中駅で折り返すことがわかったので(時間ももったいないし)浜大津で下車。せっかくのフリー切符が、あまり役に立っていないのだけど、石山寺で「駅から出ずにずっと写真を撮っていられた」のは地味にフリー切符のおかげである。

浜大津を出発する「ちはやふる」電車

さて、また戻って今度は出町柳駅へ。前回、暗くなってから訪れた出町桝形商店街に行くためだ。今回は明るいし、店もやっている。もちろん例の鯖もあるし、「たまこラブストーリー」のポスターも飾られている。スーパーで飲み物を買い、餅屋(←じゃなかったのだが)で昼飯代わりにみたらしとおはぎを買って鴨川に行く。この頃には雨も上がっていたので、鴨川をながめながら、これらを飲み食いしたわけだが、このみたらしもおはぎが、かなりイマイチだった。えーと、なんか間違えたかな。

出町柳駅

出町桝形商店街

たまこラブストーリー」のポスター

鯖のオブジェ

出町桝形商店街

たまこ、矢三郎、たまこ

鴨川(賀茂川

スーパーで買った「飲むミドリムシ

餅屋で買ったおはぎとみたらし

鴨川では、「たまこラブストーリー」の重要なシーンで、並んだ石が出てくるのだが、みんながそこを渡っている。うん、そりゃ渡るよね。

飛び石を渡る人々

飛び石

映画に関係なくても楽しそう

食べて、渡って、さてどうしようかと思うと、やはりせっかくだから下鴨神社に行くことにした。前回、5時で閉まるギリギリに飛び込んだわけで、時間的に今回も同じ状況だな、と思ったが、そうではなかった(サイトを見たら、現在は6時まで開いてるようだ)。おかげでゆったり見て回ることができたが、4時までに入れば大炊殿拝観というものがあったらしい。まあ、しかたがない。

下鴨神社の鳥居(しかし、ここからが遠い)

下鴨神社

鴨の社へ えと詣(これは、たつ歳、さる歳の守護神)

下鴨神社の境内


下鴨神社世界文化遺産

しかし、さっきのおはぎもみたらしもイマイチだった、なにか違ったんだろうとスマホで調べたら、やはり違っていた。「たまこ」のモデルとなった餅屋はすぐそばの別の店だった。下鴨神社に着いたのが5時頃だったから、閉店が5時なら間に合わないし、6時なら余裕だろうと思ったのだが、Google マップが「もうすぐ閉店時間です」と表示していた(賢いな)。閉店時間は5時半だったのだ。もう、あと何分もない。これは行くしかない。重い足を引きずって、どころか、頑張って走った。離れた場所から店の前の信号が青に変わったのが見えた。これが赤に変わったら、もう5時半を過ぎてしまうだろう。もう力を振り絞るしかなかった。実際には、品物が売り切れていたらオシマイだし、売り切れていなければ5時半きっかりに閉めてしまうということもなかったのだけど。

何にせよ間に合った。間に合って「豆大福」が変えた。もう夕方だというのに3つも買ってしまった。もう一度、鴨川まで行って豆大福を食べる。美味しいよ、豆大福。

出町ふたば

豆大福

出町柳から祇園四条駅まで戻って、ここから繁華街を歩く。この日もホテルの宿泊と決めていたが、場所が四条駅だったので、この一駅区間は歩くことにしたのだ。出かける前は、歩く距離を減らそうと思っていたけど、階段の上り下りも面倒だったし、せっかくの繁華街だから歩いてみようと思ったのだ。

祇園四条駅(奥に隠れているのは南座

いかにも繁華街っぽい四条通

ホテルに到着

ホテルにチェックインして、夕食をどこで食べるか探しに出る。ホテルのすぐそばに「ハンバーグ・ラボ」なんて名前の店があって、すごくそそられていたのだけれど、念のためにぎわっている場所まで行ってみる。でも、「ハンバーグ・ラボ」ほど魅力的な名前の店はなかった。

戻って、「ハンバーグ・ラボ」に入った。Lサイズ(300g)をライスセットで注文。後で思うと、Sサイズ(150g)でも値段の割合は同じだったから、2種類別のものを頼めばよかったかもしれない。まあ、ハンバーグに関しては色んな意味で自宅が一番なのだけれど、なんだか旅行中に食べた唯一まともなもの、という感じでよかった。また京都に行くことがあったら、同じホテルに泊まって、ここで食べるのもよさそうだ。

ハンバーグ・ラボ

目の前でハンバーグを整形

鉄板で調理

京都牛ハンバーグ、Lサイズ(300g)、加茂トマトとモッツァレラチーズのせ

食事が終わって、コンビニで飲み物などを買ってホテルに戻る。今回の旅行の戦利品を確認。

戦利品(ポロシャツ×2を撮り忘れている)

メモ

フリー切符(2種)=700円+500円
京アニショップ=計8,833円
たまこラブストーリー・ポスター
涼宮ハルヒの憂鬱・クリアポスターセット
中二病でも恋がしたい・ポスター
中二病でも恋がしたい・クリアブックマーク
・日常・クリアポスターセット
氷菓・クリアポスターセット
氷菓・クリアファイルセット
氷菓・名刺ケース
氷菓千反田えるUSBメモリ(4GB)
氷菓・ノートセット
スーパー(ミドリムシ、お茶)=392円
夕方/おーいお茶=129円
出町ふたば(豆大福x3)=525円
ハンバーグラボ=3,218
夜)コンビニ(パン+飲み物)=452円
爽健美茶1L=183円
ホテル(朝食付き)=4,350円

歩数計=20,240歩

5日目へ続く。