(アニメ#14)「そらのおとしもの」


これはハーレムアニメというよりエロアニメというか、まあ、そういう類のものです。アニメが好きだという、とある人に話をふってみたら「ああ、パンツが飛ぶアニメでしょ」と言われました*1。実のところ、そういうものと知っていたのではなく(←本当)、これもまた面白いという評判があったので買ってみたというわけです*2

定期的に話題になる「ハーレムアニメはもういい」という件に賛同しないわけでもないのですが、それでもなお作られ続け人気があるのは、それぞれに個性があるからだとも思います。たまたま自分に合うものは「ただのハーレムアニメじゃなくて、ここが面白いんだ」という面が見え、合わないものは「そこらにある、ただのハーレムアニメ」に見えてしまうということでしょう。

というわけで本題の「そらのおとしもの」ですが、かなり露骨です。画的に、いわゆる一線を越えてはいないのですが(あやしい“光”がなくなってはいないですし)、SF と日常が入り混じって、かなり破天荒に展開します(1話だけでも超展開)。エンディングが毎回古いヒット曲などをアレンジして登場人物たちが歌っているのもよかったです(「ゆけ!ゆけ!川口浩」だけは嘉門達夫本人)。余談ですが、本作はイカロス役の早見沙織さんにとって、かなり早い時期の主役作品だったようです。あちこちで早見沙織三の名前を見ていてベテランのような気がしていたので、なんだか意外でした。

ちなみに、買ったのはアメリカ版blu-rayです。二期やOVAも発売されているのですが、国コードや強制字幕などが設定されているので手を出していません。

*1:飛びます。

*2:実のところ、これより前にテレビで再放送を見て、「評判ほどでもないな」と思っていたのですが、それは「ソ・ラ・ノ・オ・ト」という別のアニメでした。視聴前に情報収集しなさすぎるというのも考え物です。