(アニメ#10)「げんしけんコンプリート」


この夏に「げんしけん二代目」というアニメが放送されました。タイトルは、大学のオタクサークル「現代視覚文化研究会」の略称、「現視研」からきています。「げんしけん二代目」については「2013年夏アニメのレビュー」にも書いたのですが、序盤から大変気に入った作品です。ただ、作中に出てくる設定が過去作品に依存しているのではないかと思ったところ、前作(一期、OVA、二期)が「げんしけんコンプリート」という blu-ray BOX として発売されていたため購入しました。実際、過去の作品の流れを受けているところは多く、これは正解でした。

ただ、前作までの「げんしけん」だけだったら(日本語版の)blu-ray BOX を買ったかどうかわかりません。しかし、「げんしけん二代目」が大変良く、これを買ったのは正解でした。前作を見ていて当然かのように、過去の設定やら回想シーンが登場するのです。「コンプリート」を買っていなかったら、あれほど楽しめたか疑問になるほどです。

ちなみに、この BOX には、本編中の素材として登場する「くじびきアンバランス」というアニメのスピンオフ作品も収録されています。こちらは、1話だけ見て、ちょっと合わないかな…と思ったまま、放置している状況です。せっかくの作品なので、いつかは見ようと思っていますが。