備忘録
- 私的録画補償金に関するSARVH対東芝の訴訟
「私的録画補償金でSARVH対東芝の第2回弁論、協力義務や日程を巡り攻防」よれば、5月25日に第3回の口頭弁論があったはずだが、そのときの報道を見かけなかった。ソニーも不払いを決めたようだが、いったい、どうなっているのだろう。
- グーグルブック検索和解案
グーグルのブック検索和解案が全世界を対象にするというニュースが騒がれたのは、もう2年近く前になる。和解案はそのままでは承認されず、おかしなことに*1英語圏の国に限定する形で修正されたが、今なお完結していないようだ。
和解案サイト(日本語サイト)は、つい最近、申請期限の延長について修正されたようだから、何かしら作業が続いているのだろうけれど。元々「損害賠償だ」と言っていたのがアメリカで和解することになったわけだが、なんというかアメリカ以外では、そもそも「損害賠償の必要性」が無視されているようではある。
- IPv4枯渇
こちらは、ときどきニュースが流れてくる。こちらには“枯渇予想日”まで書いてある。もちろん割り当て分がなくなっても、各社の持ち分があるだろうから、すぐに困るわけではないだろうが、たいして危機感がないような印象だ。ほんとうに IPv6 の時代に置き換わっていくのだろうか。
- BOOKSCAN
@hiroyoshi: 書協、ブックスキャンには訴訟で対応へ(文化通信)
なんてツイートが流れてきたから、いよいよかと思ったが、それらしい動きがない。「訴訟で対応することも考えている」くらいの話だったのだろうか。
- 八ツ場ダム
これはもう建設中止は撤回ということでファイナルアンサー?*2。
- 100ドルPC
OLPC(One Laptop Per Child)というプロジェクト(というか非営利団体)をご記憶だろうか。途上国向けに安価なパソコンを売り込もうと、ネグロポンテ氏がはじめたものだ。「MITの「100ドル・パソコン」,2007年に南米やアフリカに向け量産開始へ」によれば、量産規模は2008年時点で5000万台〜1億5000万台、今年には単価50ドルまで引き下げられる目指していたはずだが、現実はそうなっていない。まあ、いまだに活動が続いているようではあるのだが。
- .日本
まあ、要らないんだけど、それなりに進んでいるみたいだ。→「日本インターネットドメイン名協議会」
- 電子書籍元年
“元年”の定義を教えてほしいよ:-)
- ダウンロード違法化*3
「とんでもないことになる」なんて言っていた人がいたね、反対派は音楽業界の売上が下がっているからことを理由に「効果はなかった」というだろうし、推進派は「まだ足りない」というかもしれない。とりあえず、とんでもないことに“なった”と感じている人はどれくらいいるんだろう。
コミPo!の先行体験版が切れるまで日々更新を続けようと思っていたけれど、今日は外出して遅くなりそうなので、明日の更新が難しい気がするのであった。
*1:当初は、ベルヌ条約があるから限定できないという理由で全世界が対象となっていた。
*2:「馬淵国交相、八ツ場ダム建設中止方針を撤回」、「八ッ場ダム、負担金支払い 6都県「建設が前提」」など。
*3:違法にアップロードされた著作物のダウンロードが明文で違法化されるという意味。