漫画実写化邦画ベストテン

ワッシュさんの「漫画実写化邦画ベストテン」企画への投票です。

  1. ピンポン
  2. ちはやふる 結び
  3. 恋は雨上がりのように
  4. ファンシイダンス
  5. 翔んで埼玉
  6. かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
  7. 斉木楠雄のΨ難
  8. CASSHERN
  9. 君に届け
  10. ReLIFE リライフ

 

1.ピンポン
初鑑賞したときはマンガ原作であるとは知らなかったけれど、文句なく面白かった。後にアニメになるときに“劣化”しないかと、今とは逆の心配をしたくらい。結局、アニメもよかったけど、やはり最初に見た印象が強いので、実写版の方が評価は上。アクマの彼女がペコをほめるシーンが好き。

2.ちはやふる 結び
すぐれた原作漫画が丁寧にアニメ化された後での実写映画。広瀬すず主演に不安を感じずにいられようかと思っていたが、見事な実写化。そぎ落とすところはバッサリそぎ落としつつ、原作のエッセンスをうまく取り上げた脚本が素晴らしい。作品単位では「ちはやふる 上の句」「ちはやふる 下の句」もランクインさせたいところだけど、ここは前後編を受けた完結編のみで投票。「下の句」の締めくくりから「結び」の冒頭のつなげ方がよかった。

3.恋は雨上がりのように
オジサンに恋をする女子高生という設定からして「ねーよ」とツッコミを入れずにはいられないのに、展開に惹かれて最後まで読み続けてしまった原作漫画。アニメもよかったけれど、小松菜奈といい、大泉洋といい、原作キャラを彷彿させるキャスティングがよかった。とくに小松菜奈の疾走シーンは、ちゃんと疾走している感じがした。

4.ファンシイダンス
今回の企画ではじめて漫画原作であることを知った作品。原作は未読。周防正行監督+本木雅弘主演としては、続く「シコふんじゃった。」の方が好きだけれど、これも良い。

5.翔んで埼玉
原作を読んだのは映画化発表後だけれど、これをよく映画にしようと思ったな、という作品。GACKT二階堂ふみのキャスティングが絶妙かつ、ギャグに徹した物量で笑わせてくれた。設定以外は書き起こしエピソードと思いきや、ちゃんと原作に元ネタがあることが驚きでもあった。

6.かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
アニメから入ったクチだが、原作がよく、アニメ化もよかった。それだけに、実写化発表時は「ここでも橋本環奈か」という印象はぬぐえなかったが、よくできていた。アニメ(1期)のクライマックスが中盤の“イイハナシ”程度に流されてしまったのはしかたないが、単体の映画作品としては十分楽しめる。

7.斉木楠雄のΨ難
こんなものまで実写化するんだ、どれだけ原作不足なんだと思ったけれど、意外にしっかり作られていた。ただ、原作(アニメ)では蝶野のマジックがテレビから学園祭に舞台変更されていたのはいただけない。

8.CASSHERN
そういえば、これもマンガが原作だった、と思い出した作品。ストーリーに対する批判はあったけれど、それほど破綻しているとは思わないし、どのシーンを切り取ってもポスターとして成立するんじゃないかという映像がよかった。

9.君に届け
アニメから入った作品で、原作もそろえた。あの雰囲気を実写でやるのは難しい気がしたが、多部未華子がよかった。あとはあまり覚えていないが、ロケ地が地元なので一票。

10.ReLIFE リライフ
これもアニメから入った作品で、原作がベスト。実写化は不安があったものの無難にまとまっていたと思う。キャスティングもよかった。原作のよい場面が軒並み端折られていたのは、2時間程度の映画としてはしかたがないところ。